全国各地から大注目を浴びているアイガモロボ2。初年度販売分は完売となるなど、大変ご好評いただいております。「実際に使ってみてどうなの?」と気になりませんか。ユーザーの活用方法、効果や使い勝手など、リアルな声をご紹介します。
アイガモロボとは
アイガモロボは水田全体を縦横無尽に走り回り水を濁らせることで、雑草が光合成をしにくいほ場環境を作り、雑草の生育を抑制するロボットです。
「にごりによる抑草」という新しい水田雑草対策として、様々な検証を重ねており、農研機構と行った共同研究では、アイガモロボを導入すると、導入しない場合と比べて収量は平均10%増加、機械除草の回数が58%減少するということを実証しました。
共同研究結果の詳細はコチラ
意外と多い!?慣行栽培での活用
アイガモロボは2023年に有機栽培向けの技術として販売を開始し、2025年にモデルチェンジしました。新商品導入初年度にあたり全国のユーザーを対象に調査を実施したところ、実は3割以上の方が慣行栽培においてもアイガモロボを活用していることが分かりました。
アイガモロボ2導入者100軒へ調査
アイガモロボ2使用ほ場の栽培方法の内訳(軒)
慣行栽培ユーザーの声
●熊本県
今まで除草剤を使用していたが、アイガモロボを導入したことで、収穫まで除草剤を使わずに栽培できた。(ほ場サイズ:50a)
田植後1か月
田植後3か月
●福井県
初期剤を使い移植3週間後にロボを投入し約1週間使用。この使い方でうまくいくなら、ドローンで中・後期剤を撒けない住宅隣接圃場があるので、そういうところでアイガモロボを使いたい。(ほ場サイズ:70a)
●宮城県
除草剤が1回しか使えない「少農薬米」という規格にチャレンジするために、アイガモロボは初期剤の代わりとして使えそう。(ほ場サイズ:60a)
●岩手県
除草剤は初期剤と中後期材の2回散布で行っているが、トマトの管理作業と水田除草剤散布のが重なり適期に除草剤を散布できていのが悩みだったので、アイガモロボで抑草してみたい。(ほ場サイズ:10a)
アイガモロボは皆さんの栽培スタイルに合わせて、幅広く活用いただけていることがわかりました。引き続き様々な使用方法ついてもレポートしていきます。
アイガモロボが気になる、購入したいという方は是非お近くのISEKI販売店までお問い合わせください。現在早期予約実施中です。
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