青森県黒石市で有機米の産地形成
ヰセキでは、各地の自治体や生産者さまと連携して、課題解決や地域発展に取り組んでいます。青森県黒石市では、古くから守られてきた希少水稲品種の「ムツニシキ」を有機栽培し、地元や県外に向けて市の魅力発信に取り組んでいます。
背景
ヰセキでは、各地の自治体や生産者さまと連携して、課題解決や地域発展に取り組んでいます。青森県黒石市では、古くから守られてきた希少水稲品種の「ムツニシキ」を有機栽培し、地元や県外に向けて市の魅力発信に取り組んでいます。
これまではヰセキの黒石営業所を中心に地域農業をサポートしてきました。黒石市でムツニシキの取組を契機として、有機栽培の産地化を目指していく運びとなり、ヰセキグループとして2023年に黒石市と連携協定を結び、実証検証、講習会や実演会を行い、黒石市の有機農業発展のため取りくみました。

2023年の取組み
有機水稲栽培での障壁は雑草対策です。有機水稲栽培では除草剤を使用できないため、従来は人手により除草作業を行う必要があり労力がかかりました。初年度の実証検証では、雑草対策技術としてアイガモロボ(IGAM1)を用いた労力低減を目指しました。
また、併せて直進アシスト田植機(PRJ)の実演会を行いました。有機水稲栽培では真っすぐの条でイネが植わっている事が望ましいです。条がまっすぐにより、田植後に行う除草機での除草作業がしやすくなり、除草機による苗傷つけの軽減に繋がります。


2024年・2025年の取組み
アイガモロボ(IGAM1)で課題のあった走破性を向上させた新型アイガモロボ(IGAM2)を用いて、実証を行いました。徐々に市内生産者さまに技術波及が進み、2025年度では市内4生産者さまのほ場でIGAM2の導入がなされました。IGAM2の導入を機に有機水稲栽培に取り組む生産者さまも現れ、有機栽培面積拡大にむけたステップアップの年となりました。


今後の展望
2026年以降も引き続き、各種機器の提案を通じて黒石市の有機農業をサポートしていきます。有機農業の拡大という新しい取組みを、私達ヰセキグループは一番身近な存在としてサポートしていきたいと思います!