初めての方へ

Amoniでは栽培のお役立ちツールとして、水稲生育予測機能と積算温度予測機能を設けています。これらの機能を用いて作物の生育ステージを把握することができます。

予測には気象データ（実績・予報・平年値）を用いており、気象条件の変化に伴い、予測結果も連動して日々変わります。Amoniの水稲生育・積算温度予測の結果と実際の生育状況を組み合わせて、適期作業の計画検討などにご活用いただけます。

アカウント登録不要ですぐにお使いいただけます。まずはお気軽にお試しください！

水稲生育予測

以下の条件を設定することで、指定した圃場地点の気象予測・実績データを加味して、水稲生育ステージの「幼穂形成期」「出穂期」「成熟期」を予測できます。

下記は、つくばみらい市の圃場でコシヒカリの稚苗を2025年5月10日に移植した場合の予測結果のサンプルです。

コシヒカリは「コシヒカリ」と「コシヒカリ【標準】」の2種類があります。

品種名に【標準】の記載があるものは予測精度の良いモデルです。【標準】がある品種はこちらのご使用を推奨します。

ななつぼしは、「ななつぼし」と「ななつぼし【寒冷地向け】」の２種類があります。

【寒冷地向け】の記載があるものは北海道向けのモデルです。北海道等の寒冷地では「ななつぼし【寒冷地向け】」を選択し、本州、四国、九州等は「ななつぼし」でお試しください。

水稲生育予測機能に無い品種を予測したい時は、その品種に近い品種を基準にして予測を行います。

例：てんのつぶ(福島県)
てんのつぶは福島県の奨励品種であり、福島県HPを見るとひとめぼれに比べ出穂期は2日遅い、成熟期は3日遅いとあります。その場合、ひとめぼれを基準とし、出穂期を「+2」、成熟期を「+3」と入力することで算出することができます。

表示の苗姿は「不完全葉を第1葉としてカウント」してください。

また、苗姿と葉齢の対応は以下の通りです。

予測を行い結果が表示されると、ページ下部に中干し時期の予測欄が表示されます。中干し日数を入力すると、予測幼穂形成期を基準に中干しの開始日と終了日を計算します。

本予測機能は、(株)ビジョンテックと農研機構が共同研究開発し、
(株)ビジョンテックが提供する「生育予測情報WebAPI」を利用しています。

以下の条件を設定することで、指定した圃場地点の気象予測・実績データの「日平均気温」を積算して、
目標の積算温度となる日付を予測できます。

水稲をはじめ、野菜類などでは開花期からの積算気温でおおよその収穫時期を把握することが可能です。

下記は、つくばみらい市の圃場で2025年7月27日を起算日として、積算温度が1000℃に到達する日を予測した場合のサンプルです。

対象の作物が生育する下限の温度を入力してください。下限温度は多くの野菜・作物で異なりますが、一般的には5℃～15℃程度が目安になります。専門機関などが発行するデータを参考に、地域や目的によって調整しながらご利用ください。

有効温度を指定すると、入力した温度を下回る日は積算温度の計算から除外されます。

積算温度予測は(株)ビジョンテックが提供する「積算温度API」を利用しています。
積算温度APIは、農研機構の許諾を得て「LBWメッシュ農業気象データ」を開発・提供する(株)ライフビジネスウェザー監修の元提供するサービスです。

水稲生育予測・積算温度予測は、「フリー検索」をアカウント登録不要でご利用いただけます。これに加えて、Amoniアカウントを登録する事により「お気に入り検索」をご利用いただけます。

フリー検索は圃場地点、品種、移植・起算日、目標の積算温度などを都度入力して予測する方法ですが、アカウントを登録することで、これらの入力項目を圃場１～５までの最大５つを保存できるようになります。

入力項目がワンクリックで呼び出せるようになりますので、予測機能をさらに便利にご利用頂けるようになります！