実証
2023.12.14
【たまねぎ】たまねぎ栽培におすすめ! セルトレイ育苗
※本記事は2020年10月6日に井関農機㈱のHP(夢総研だより)に掲載された内容を転載・再編集しています。
今回は、地床育苗とは異なる特徴をもつ、たまねぎのセルトレイ育苗を紹介します!
テーマ登録日2023.12.14
たまねぎのセルトレイ育苗って?
たまねぎ栽培では、地床で育苗したものを一度掘り出し調製した苗(裸苗)を移植することが多いと思います。
地床育苗は資材費が安価で、水管理の手間が少ない方法です。
しかし、水田転作等でたまねぎを新規に始めた方からは、地床育苗は「雑草管理や移植前の苗取り、調製が大変!」「間引き作業が面倒・・・」という声も耳にします。
玉ねぎのセルトレイ育苗とは、セルトレイに1粒ずつ播種して育苗する方法です。規格化されたトレイと専用培土を用いるため、苗質も安定しやすく、均質な苗を作りやすい特徴があります。
セルトレイ育苗では地床を使用しないので畝立て等が必要ありません! セルトレイを置く場所の土壌条件も問われず、育苗場所の選択肢が広い等の特徴があります。
セルトレイ育苗は、これからたまねぎに取り組む方におすすめの方法です♪
最終更新日2023.12.14
セルトレイ育苗の特徴
セルトレイ育苗、ちょっと興味あるな・・・もっと知りたいな・・・
そんな皆様の心の声にお応えし、ここからは、セルトレイ育苗の特徴について紹介します!
特徴①苗床の除草・間引きが不要
セルトレイで育苗するため、地床育苗なら必須の除草・間引きの管理作業が不要です。
特徴②こまめなかん水管理
培土が乾かないように1日1〜2回かん水します。
特徴③葉切り作業が楽に
たまねぎ育苗では、苗の生育を揃え、倒伏を防止するために、生育期間中に3〜5回*葉切りを行います。
セルトレイ育苗では、地面が均平なハウス等で育苗を行うため、葉切り機でも作業が行いやすい管理方法です。葉切りをバリカン等で行う場合は、置き台の高さを調節することで、作業時に腰をかがめず作業できます。
*回数は生育状況によって異なります。
特徴④苗取り・調製作業が不要
播種後60日程度で移植可能な苗となります。
セルトレイで育苗した苗は、移植前の苗取り・調製作業が不要なので作業の軽減につながります。
地床育苗とは違う特徴がたくさんありますね!
セルトレイ育苗では資材の購入が必要になりますが、地床の雑草管理や苗取り・調整がなかったり、苗質も揃えやすいので初めてたまねぎに取り組む方にとっても、すでに栽培している方にとってもおすすめできる育苗方法です!
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最終更新日2023.12.14
たまねぎのセルトレイ育苗資材
よし、セルトレイ育苗やってみよう!
でも、使う資材ってどこで買えるの??
ヰセキでは、セルトレイ育苗に使用する資材を取り扱っています!
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