
狭幅トラクタで白ネギ機械化一貫体系やってみた

ISEKIで新しく登場した大規模向け白ネギ機械を使い、機械化一貫体系での栽培をやってみました。条間130~150㎝の広幅条間にできる圃場にオススメの機械をご紹介します。
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井関農機(株)
今回は、ヰセキで取り扱っているセルトレイ育苗専用培土と、育苗のポイントについて紹介します。野菜の育苗培土、というと様々な種類がありますがセルトレイ育苗には、セルトレイ育苗専用の培土(セル培土)がおすすめです!
※本記事は2020年5月20日に井関農機㈱のHP(夢総研だより)に掲載された内容を転載・再編集しています。
セルトレイ育苗専用の培土は、従来の園芸培土より軽量! 軽くて持ち運びも楽ちんです また、より根巻きが良く、機械移植に最適です。
ヰセキのセル培土なら、pH・水分が調整してあるので、開封後すぐに使用することが出来ます!
ヰセキのセル培土、ぜひ使ってみてください
よし!いい苗作るぞ!と育苗をスタートしたけど、あれれ・・・ 生育ムラになっちゃった!どうしよう・・・・
そんな時は!
生育の遅れている部分にだけ、部分的に液肥で追肥を行いましょう! 少し手間はかかりますが、これにより、ある程度ムラをなくすことは出来ます。
生育ムラは主に以下が原因で発生してしまいます。
毎日のかん水がムラになっていると、水の足りていないところが小さくなってしまいます。特に乾きやすいのが・・・・トレイの端!
かん水は1日数回に分け、乾きやすい部分は多めに水をかけるようにしましょう。
播種時のかん水がムラになっていると、発芽ムラになり、そのまま生育ムラになってしまいます!
播種時のかん水は均一になるよう心がけましょう。
セル培土には有機物を多く使用しており、水分も高めに調整しているため、年やシーズンをまたぐと、未開封の状態でも品質が落ちてしまうことがあります。
そんな培土を使ってしまうと、生育ムラになってしまうことが!
その年の培土は、その年のうちに使い切る!を心がけ、計画的に播種を行いましょう。
原因となる状態を適切に対処して、生育ムラを減らしましょう。
暑い時期の育苗で、一番気になるのは・・・・徒長!
苗がひょろひょろになってしまう、足が長くなってしまう、どうやったら徒長させずに育苗できるだろう?、とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
苗の徒長は主に以下が原因で発生してしまいます。
暑い時期だとどうしても水をたっぷりかけたくなるけれど・・・・ かん水量は、夕方に培土の表面が少し乾いてくるくらいがベスト!
夕方のかん水は控えましょう。
また、曇りの日にたっぷり水をやってしまうのもNG。曇りの日・雨の日にはかん水を控えましょう。
育苗場所の風通しが悪いと、徒長しやすくなります。積極的な換気を心がけましょう!
培土の肥料分が多いと、徒長しやすくなります。
ヰセキのセル培土は肥料分の異なるタイプを準備していますので、徒長にお悩みの場合、培土の肥料分を見直してみるのも良いかもしれませんね。
定植に向け、良い苗を作りましょう