だから選ばれる。ヰセキのマップデータ連動可変施肥田植機
衛星やドローンのデータを活用するスマート施肥。ヰセキのマップ連動可変施肥田植機PRJ8-FSは、過去の生育データに基づく施肥マップによりほ場内で施肥量を変化させ、適正施肥を行うことができます。生育ムラの軽減や肥料コスト削減、品質安定に貢献します。
- 可変施肥
- 肥料削減
- 水稲
ISEKIグループ
埼玉県で「にじのきらめき」を栽培するBさんは、「倒伏を抑えながらも多収を実現したい」という課題を背景に、施肥量の適正化に取り組みました。ザルビオ フィールドマネージャーで作成した施肥マップを田植機に連携し、圃場の地力に応じて施肥量を最適化。その取り組みは、反収向上という成果につながるのでしょうか――。
埼玉県幸手市で水稲(品種:にじのきらめき)を中心に栽培を行うBさん。更なる収量増加に向けて、可変施肥に取り組むことにしました。マップデータ連動可変施肥田植機の詳細はコチラ
生産者からは、一部圃場において倒伏が発生している一方、収量は維持・向上させたいという課題が挙げられていました。こうした背景から、倒伏リスクを抑えつつ多収を目指すため、施肥量の適正化に取り組みました。
可変施肥を行うのに必要な施肥マップ。作成に使用したのはザルビオⓇ フィールドマネージャーでした。
ヰセキの施肥マップについてはコチラ!

ザルビオの地力マップをヰセキの田植機(PRJ8-FS)に読込み、次の施肥計画MAPを作成しました

黄緑色で塗られた部分が地力中程度のエリアで、赤い部分が地力の低いエリア、青い部分が地力の高いエリアとなっています。可変施肥なので、地力の低いエリア(赤色)には多く肥料を播き、地力の高いエリア(青色)は肥料を抑えるといった形です。
基準施肥量を前年通りの53kg/10aとし、増減率が最大15%となっています。
田植機にMAPを読み込ませた後は、いつも通りの田植え作業です(6月上旬)

田植えから2か月弱経過した頃、可変施肥のほ場と慣行施肥(可変施肥機能を不使用)のほ場の生育(草丈)を調査しました!



慣行施肥(可変施肥機能を不使用)のほ場では、元の地力差の作用により生育ムラ(草丈のムラ)が発生…ですが、可変施肥を行ったほ場では、元の地力差があってもムラなく生長しました!

埼玉県、とりわけ栽培地の東部では猛暑により登熟不良や不稔もみ及び白未熟粒の発生が多い年でした。収量はいかに…
9月に入りいよいよ収穫のシーズンです。
写真の通り、可変施肥のほ場では倒伏することなく収穫の日を迎えることができました。

気になる収量ですが、慣行施肥のほ場で588kg/10aであったのが、可変施肥のほ場ではそれを超える608kg/10aと良い収量になりました。※1
埼玉県の精玄米重(コシヒカリ)は534kg/10aですが、にじのきらめきはコシヒカリ比で標肥栽培において約15%多収とされる品種です。今回の試験ほ場では608kg/10aの収量を確保しており、県平均水準に対してもほぼ15%の増収となりました。可変施肥のほ場では、にじのきらめきが持つ多収性が発揮していました。※2
※1:調査ほ場内3地点の坪刈り収量より算出
※2:令和7年産水稲の作柄概況(埼玉県農業技術研究センター)