アイガモロボを活用した有機水稲栽培~育苗編~
有機水稲栽培のハードル「雑草対策」も「アイガモロボ」を活用すれば乗り越えられる!
当社での実証結果をもとに、有機水稲の栽培ポイントをご紹介します。
「育苗」「ほ場準備」「土づくり」「雑草対策」「栽培管理」について連載形式で詳しくご紹介していきます。
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井関農機(株)
水稲有機栽培のハードル「雑草対策」も「アイガモロボ」を活用すれば乗り越えられる!
当社での実証結果をもとに、有機水稲の栽培ポイントをご紹介します。
「育苗」「ほ場準備」「土づくり」「雑草対策」「栽培管理」について連載形式で詳しくご紹介していきます。
今回は、「ほ場準備編」です!
水稲有機栽培では、除草剤を使用しないため雑草対策が大きな要点となります。
田植えの後に生えてくる雑草をどうにか抑えたいですが、この対策は田植えの前、ほ場準備の段階からできることを行うことが大切です。
また、田植え後に活躍するアイガモロボがスムーズに稼働するためにも、アイガモロボが動きやすいほ場に整える必要があります。
①水位5~10cm
アイガモロボは田んぼの水に浮かんで航行するため、5~10cmの水位が必要になります。
②均平
田面の凹凸にロボが座礁しないよう、均平をとります。
③苗丈
深水でも水没しない、丈夫な苗を植えます。

ポイントとなる作業について見ていきましょう!
クログワイなどの球根系雑草は、秋ごろ地下茎を成長させ、塊茎(繁殖体)を形成し増殖します。前作の収穫が終わった後は、速やかに耕耘を行い、塊茎の形成を抑えましょう。さらにプラウ耕による土の反転により、塊茎を乾燥させ枯死を促すことも効果的です。
また秋耕により稲わらの残渣分解を促進させることで、アイガモロボがよりスムーズに稼働することができます。


アイガモロボの稼働に必要な5~10cmの水位をためられるよう、しっかりした畔を形成しておきましょう。

アイガモロボは水に浮かんで航行するため、田面の凹凸差が激しいと座礁し稼働率が低下します。
レベラーやグレーダー、ハロー等を使用してほ場の均平をとることを推奨します。

(作業機の詳細はコチラの記事へ:整地・除雪・均平作業はマルチグレーダにおまかせ | Amoni)

(実演動画はコチラ:ピポリー技研製作所 製のレーザーレベラを実演しました | Amoni)
さらに、均平作業機についてはコチラのAmoni記事で詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください↓
中型トラクタ向け乾田直播作業機のご紹介”均平編” | Amoni
雑草種子の埋没量を減らすため、代かきは2回以上行うことがおすすめです。
まず1回目は深水状態で代かきを行うと雑草種子が田面表層に浮き上がり、しばらくすると表層で発芽します。
その後、田植え直前に2回目の代かきを行い、芽生えを田面に練りこむことで埋土種子量を減らします。


また、代かきから田植えの間が3日以上空いてしまう場合は、その間に雑草の発生が進んでしまうため、アイガモロボを稼働することをおすすめします。


ご紹介したほ場準備は、アイガモロボが動きやすいほ場づくり、雑草種子量の低減という観点で水稲有機栽培においてとても重要です。
栽培の成功を目指し、しっかり準備を行いましょう!