アイガモロボを活用した水稲有機栽培~雑草対策編~
水稲有機栽培のハードル「雑草対策」も「アイガモロボ」を活用すれば乗り越えられる!
当社での実証結果をもとに、有機水稲の栽培ポイントをご紹介します。
「育苗」「ほ場準備」「土づくり」「雑草対策」「栽培管理」について連載形式で詳しくご紹介していきます。
- アイガモロボ
- 有機栽培
- 水稲
井関農機(株)
ヰセキでは、各地の自治体や生産者さまと連携して、課題解決や地域発展に取り組んでいます。秋田県にかほ市が抱える課題、人口減少など農業や地域の持続性解決に向け、アイガモロボ等の先端農機を用いて、有機栽培の省力化や生産性向上に取り組みました。
ヰセキでは、各地の自治体や生産者さまと連携して、課題解決や地域発展に取り組んでいます。秋田県にかほ市が抱える課題、人口減少など農業や地域の持続性解決に向け、アイガモロボ等の先端農機を用いて、有機栽培の省力化や生産性向上に取り組みました。
これまではヰセキの本荘営業所を中心に由利地域の農業をサポートしてきました。取組みを機にヰセキグループとして2022年に、にかほ市、TDK株式会社、株式会社権右衛門、株式会社NEWGREENと5者連携協定を結び、実証検証、講習会や実演会を行い、にかほ市での「環境保全型スマート農業」の構築に向け取組みました。
にかほ市は秋田県南部の日本海側に位置しています。市内には鳥海国定公園がまたがっており、鳥海山や象潟(九十九島)の景勝地には、かつては松尾芭蕉、伊能忠敬、吉田松陰など歴史上の偉人も訪れたそうです。
近年は担い手不足等により、にかほ市では農地や景勝地の維持に課題を抱えていました。にかほ市と、地元生産者の㈱権右衛門、地元企業のTDK㈱はにかほ市の農地や自然を維持していくために、自然と調和した環境保全型農業の実施や、市内小中学校への無農薬栽培米を供給し食育活動を展開しています。


にかほ市をフィールドに環境保全型農業の実装に取り組みました。取り組みのキーは有機栽培などの環境保全型農業と、省力化による生産性向上の両立です。水稲の有機栽培では雑草防除が工数大となり課題がありました。ヰセキでは機械面からサポートしていきました。



育苗や水管理方法の検討、アイガモロボの改良を経て、2026年は雑草防除の省力化に結び付き、環境保全型農業のモデルケース創出となりました。今後は由利地域での普及に向け発信していきたいと思います。


4年間の取組みをまとめた、にかほ市内での有機米栽培における環境保全型スマート農業のマニュアルがにかほ市より発行されました。産地マニュアルを活用し、より実践的に環境保全型農業の取組が広がります。ヰセキではアイガモロボをはじめ、有機肥料や有機培土を取り扱っています。環境保全型農業に取り組む生産者さまを総合的にサポートいたします!
有機米栽培における環境保全型スマート農業のマニュアル及び産地戦略について/にかほ市公式サイト