アイガモロボが『みどり投資促進税制』の対象機械に認定!
アイガモロボ2が「みどり投資促進税制」の対象機として登録され、導入時の税負担軽減に加え、補助事業での採択優遇や資金調達面でのメリットが期待できるようになりました。本記事では制度の概要から具体的なメリット、対象条件や手続きの流れまでを整理し、導入を検討する際に押さえておきたいポイントを分かりやすく解説します。
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井関農機(株)
近年は、毎年夏の暑さが厳しく、水稲の品質低下が問題視されていますよね。
栽培管理でどんな工夫・対策ができるのか?方法を調べてみました。

近年は夏の猛暑が続き、水稲では白未熟粒の発生や登熟不良など、品質低下が大きな課題となっています。
特に注意したいのが、出穂後20日程度の「登熟期」です。この時期に高温が続くと、胚乳に十分なデンプンを蓄えることができず、品質が低下しやすくなります。
・高温により呼吸量が増えることで光合成で作られた養分が消費されやすくなる。
・根の活力が低下し、水や養分を十分に吸収できなくなる。
・でんぷんを蓄積するはたらきそのものが高温によって低下する。
その結果、乳白粒や背白粒などの白未熟粒が増えたり、登熟不良につながったりします。
よって高温対策では、「根の活力を維持して水分・養分をしっかり吸収させること」と、「高温にできるだけさらさないようにすること」が重要になります。
今回は、
①今からできる高温対策
②来年に向けて取り組みたい基本対策
の2つに分けてご紹介します。
高温化では、湛水により高温の水に長時間さらされてしまいます。これを防ぐために、定期的な水の入れ替えやかけ流し、夜間の落水が有効です。また、水温を上げないことでガスわき抑制にもなり、根腐れ防止にもつながります。

植物自身の力を引き出すことで、非生物的ストレス(乾燥、高温、塩害など)への耐性を高めたり、栄養素の利用効率を改善することで、今注目のバイオスティミュラント資材。
中でも高温対策として注目されているバイオスティミュラント資材を紹介いたします。

高温ストレスから作物を守ることを目的に開発されたバイオスティミュラント資材です。
猛暑時でも植物のストレス応答を活性化し、光合成や代謝を維持することで、健全な登熟をサポートします。
幼穂形成期~出穂期の散布が推奨されています。
詳しくはこちら
「ヒートインパクト」で猛暑から稲を守る | イノチオプラントケア株式会社

サトウキビ由来の微生物を利用したバイオスティミュラント資材です。
植物体内で空気中の窒素を固定し、デンプン合成を助けることで、乳白粒や未熟粒の改善が期待されています。
育苗箱施用がおすすめされていますが、出穂期までの本田散布も可能です。
詳しくはコチラ
水稲の高温対策に~バイオスティミュラント資材「Nキャッチ」育苗箱処理のご提案~ | イノチオプラントケア株式会社
*イノチオプラントケアの資材についてはヰセキ販売店にても取り扱っております。取扱いは販売店ごとに異なりますので、詳しくはお近くの販売店へお問い合わせください。
高温に強い稲づくりには、栽培初期からの管理も重要です。
今年の栽培を振り返りながら、来年に向けた対策も検討してみましょう。
深耕により作土層を確保することで根張りを促します。

老化苗、軟弱苗は初期生育が遅延し、根数不足の原因になります。
健全な苗を育て、適期移植を心がけましょう。

水稲の高温耐性には「直下根(株の下方に伸長する根)」が重要な役割を果たすと考えられています。直下根は中干しによって成長が促されるため、適切な時期に中干しを行うことが大切です。
目標穂数の8割に茎数が達したらすみやかに中干しを開始しましょう。近年は高温の影響で稲の生育も前倒しになる傾向があるためタイミングを逃さないことも重要です。
また、中干しにはガスわきを抑え、根腐れを防ぐ効果も期待できます。
ケイ酸は細胞壁を強くし、葉からの過度な水分蒸散を抑えることで、稲体温度の上昇を抑える効果が期待されています。
さらに、根の吸水力を高めることも報告されています。
高温下でも白未熟米の発生や品質低下の発生が少なく、収量や等級を安定させることができるのが高温耐性品種です。地域ごとに推奨される品種は異なりますが、高温耐性に加え、倒伏や病害への抵抗性を備えた品種も多く、安定した栽培につながります。
今回は栽培管理の中でできる高温対策方法をご紹介いたしました。中には育苗や中干しなど、基本的なことを見直すだけでも一歩、対策になります。毎年続く猛暑に備え、できることから一つずつ実践していきましょう。