究極の作業分散技術 「初冬直播」をやってみた その③

あらすじ・・・これまでの常識を覆す究極の作期分散技術として、今後の普及が期待される「初冬直播」を実際にやってみました。
3月下旬の時点でイネの発芽前に雑草がいっぱい生えてしまいました。はたしてここからリカバリーできるのでしょうか。

あらすじ・・・これまでの常識を覆す究極の作期分散技術として、今後の普及が期待される「初冬直播」を実際にやってみました。

3月下旬の時点で発芽前に雑草がいっぱい生えてしまいました。はたしてここからリカバリーできるのでしょうか。

イネ発芽前に「非選択性除草剤」を使って雑草防除

圃場がある茨城県南部は3月に入って温暖な気候が続いたため、播種した圃場全体に雑草が広がりました。
このままだと、イネの生育に大きな悪影響がでるため、3月30日に除草剤散布で雑草防除を行うことにしました。

使用するのはグリホサート系の「非選択性茎葉処理剤」です。「非選択性茎葉処理剤」は既に生えている雑草を種類に関係なく防除していく除草剤です。
※イネが発芽した後に散布するとイネも枯れてしまいます。よって使用出来るのはイネの発芽前です。
今回はコスト面を重視して、タッチダウンiQ(シンジェンタジャパン社)を使用しました。

大区画圃場の除草剤散布には、ドローンでの散布とブームスプレーヤでの散布がありますが、ドリフト低減と散布の確実性を考えて、ブームスプレーヤで散布を行いました。(下は3月30日散布時の動画)

イネが出芽してきた

3月30日にタッチダウンiQの散布を行った後に万全を期すため、4月8日に2度目の除草剤散布を行いました。
(乾田直播水稲でのグリホサート系除草剤使用は2回が上限)
圃場を覆っていた雑草も徐々に枯れだしてきました。

そして、4月13日~15日にかけてイネの出芽が確認できました。播種してから約2か月半で出芽。第一関門クリアです。
この後はさらに暖かくなるため、いかに雑草を抑え込むかが大事になってきます。

発芽後の生育状況はその④でご紹介します。

執筆者

ISEKIグループ

ISEKIグループ

2025年、井関農機が創立100周年を迎える記念の年に、国内広域販売会社6社と三重ヰセキ販売、井関農機 営業本部が統合し、新たに「ISEKI Japan」としてスタートしました。

これからも、私たちの「地域で農業を営む皆さまを一番近くで支えていきたい」という熱い思いを胸に、農業に関わるあらゆる場面で、日々皆様のお役に立てるよう努めて参ります。

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