
アイガモロボ2導入者の声 Part1.慣行栽培でも活躍中!

全国各地から大注目を浴びているアイガモロボ2。初年度販売分は完売となるなど、大変ご好評いただいております。「実際に使ってみてどうなの?」と気になりませんか。ユーザーの活用方法、効果や使い勝手など、リアルな声をご紹介します。
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井関農機(株)
こんにちは! 夢総研です。今回は、夢総研1年目の稲作初心者の若手2人が本番播種に備えるために、練習で密播育苗の播種作業を実際にやってみました。
※本記事は2020年4月24日に井関農機㈱のHP(夢総研だより)に掲載された内容を転載・再編集しています。
コシヒカリ種子の浸種を1週間程度行った後、脱水し、密播播種を行いました。
育苗箱は「ヰセキ純正苗箱」、培土は軽量培土の「ヰセキ培土ライト」を使用しました。
ここで1つの感動がありました。それは軽量培土の軽さ!
なんと標準培土より30~40%も軽いのです! 持つと実感できます! 男性はもちろん、特に女性におすすめできます!
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播種機の調整は3箇所行いました。
密播苗は乾籾220~250gを目標とするので・・・あれ? 催芽籾だと何g・・・? 先輩に聞いたところ、乾籾を1.25倍すると催芽籾重になるのだとか。
つまり、催芽籾重だと275~313gで調整します。
密播の場合は目標通りの量が播種できていないと、田植えの際に欠株が起こったり箱数が減らない原因となるので、作業前に必ず実際に試し播きをするよう教えてもらいました。
また、品種や種籾の状態によって播種量に差が出る場合もあるそうなので、注意が必要です。
メモリで設定後、近い値になるまで何度か試し播きとメモリの微調整を行い、今回は271gで播種しました。
ドキドキしながら全自動播種機に苗箱を通していくと、問題なく無事成功しました!
その後出芽器に30℃で約2~3日入れて発芽させます。その時に、苗箱の一番上にダミーの苗箱(土のみを入れた苗箱)を置くことを教えてもらいました。乾燥や覆土の持ち上がりを防ぐことができるので、忘れないように覚えておこうと思いました。
ダイヤルやオプション品を取り替える等少し機械の調整をするだけで、密播播種が初めての若手でも、とても簡単に密播播種を成功させることができました!
農業がg単位の精密な世界になっていることに驚きました!
そんな精密な世界であってもラクに密播播種ができて、植付けの時も苗運びが減って、もっとラクになるなら、どんどん密播を推進・導入していきたいと感じました。
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